小児科さんが教える小児科選び～みやのこどもクリニック　宮野院長～

東京都江戸川区南葛西の大きな遊具ある小児科さん「みやのこどもクリニック」の宮野院長に小児科さんを選ぶ時のポイントを聞きました。

ポイント１　開業医レベル以上のことができる

可能であれば、開業医以上、病院未満レベルの診察ができるのお医者さんを選びたいです。具体的には、通常の開業以上の検査装置や測定装置が整っていることです。

新しい検査装置、測定装置、レントゲン装置を診療所にそろえていると、検査結果が迅速にわかり、次の処置へスムーズに移行できます。病気の進行の早い小さいお子様の場合、処置の早さはとても重要です。ホームページやクリニック内などで"自動血球計数CRP測定装置"や"デジタルレントゲン"というような専門用語を見つけることができれば、比較的新しい設備の整っている診療所です。

ポイント２　細分化された専門医がいること

次に細分化された専門医がいる診療所というもの1つのポイントになるかと思います。これは、1人の先生だけで診療所を運営するだけでなく、より専門的な知識を持つ人たちと分担して診察を進められる体制を取っているかということです。

曜日や時間帯によりアレルギーなどの専門の診察をしたり、別の医療機関から他の先生を呼んで診察している診療所では、それだけ幅広い診察が受けられることになります。また大学病院や総合病院のスタッフと連携していれば、いざという時の紹介もスムーズになります。

ポイント３　患者様へのアフターフォローを重視

3番目のポイントは、しっかり最後まで診察のフォローをしてくれる診療所を選びたいものです。

治療の経過を見ることは、とても大事です。特に小児科では、お子様自身がコミュニケーションを取れませんので専門科に見てもらう必要があります。最近では、薬をもらえばおしまいと考えているお母さんや、経過を見るための再診を忘れてしまったりするお母さんもたまに存在します。
そんなときに、直接電話で連絡してでも経過をお医者さんに見せにくることを促してくれるような診療所をオススメしたいです。